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補綴物ができるまで
補綴物とは
補綴物(ほてつぶつ)とは、歯の病気で治療が行われた後に失った歯質を補うもののことです。
一般的にさし歯と呼ばれています。
クラウンの製作工程

クラウンとは奥歯のかぶせ歯のことです。 金属で作る工程を写真を見ながらご案内いたします。
全身、お顔のバランスから口腔内の歯列、かみ合わせのバランスを複合的に診査します。

型をとります

口の中をなるべく正しく復元します。
クラウンをつくる模型と咬み合わせを見るため上の歯と下の歯の模型が必要になります。
★苦手な人は肩・手足先の力を抜きましょう。 足の親指に力を入れるのも有効ですよ。
石膏を流し込みます

採った型に石膏を流し込み模型をつくります。
出来上がった模型と咬み合わせをみる歯がたを歯科技工所に渡します。
模型の製作

クラウンをかぶせる土台を取り外し出来るような模型を作ります。

クラウンを作る土台を抜き取ったらスコープで拡大し細かな細工を施します。
歯との境目をぴったり合わせなければまた虫歯になってしまいます。
咬合器に模型を装着し口の中の咬み合わせを再現します。
ワックスでの歯の製作
ワックス分離剤を塗った土台模型に完成時のクラウンの形になるようにワックスを修正していきます。

ワックスでの歯の調整

咬み合わせや食べ物をしっかりすりつぶすことが出来るような形状、食べ物が停滞しないような形など、いろいろ考慮して作られます。
ワックス→金属歯の製作
出来上がったワックスの歯を金属に置き換える作業になります。

まず、金属を流し入れる鋳型を造ります。先ほど作ったワックスのクラウンに金属の通り道をつけます。

この金属の筒に石膏を流し入れ鋳型をつくります。

石膏硬化後、電気炉に入れ高温で熱します。

ワックスが溶けて出来た空洞に溶かした金属を流しこみます。
ワックスが溶けて中に空洞が出来た状態です。

この器械で金属を溶かします。
金属の種類にもよりますが1000℃~1400℃で溶かします。

金属に先ほどの鋳型をセットします。

この器械で空洞の中に溶けた金属を流し込みます。

~ますち先生のイラストによる解説~
ドロドロに溶けた金属を型に流すよ
お菓子作りで例えるならチョコレートを型に流して固めるかんじと似てるかな


高温で溶けていた金属はしばらくすると固まります。まわりの石膏を取り除き、金属を取り出します。
金属の表面処理

希硫酸を使い酸化膜を除去します。

ガラスサンドを使いより表面処理を行います。
金属を磨く

表面処理が終わり、金属の研磨の工程に入ります。まず、クラウンをカットします。

歯の間のきつさの調整をします。
金属歯を模型に合わせる

出来上がった金属を模型に合わせ磨いて光らせます。
咬み合わせや隣の歯とのスペースの調整など、模型上での適合を見ながら完成させます。

完成です。

これが、お口の中に入るよ

関連リンク
≫プライスリスト
前歯などの白い歯の製作作業工程
ワックスでの歯の製作

金属で作る歯のように、ワックス分離剤を塗った土台模型に完成時のクラウンの形になるようワックスを修正していきます。

前歯の場合、男女の歯の形や年齢によっても形態が違います。歯並びや咬み合わせなども考慮して造られます。
ワックス→金属歯の製作

この金属の筒に石膏を流し入れます。

これを高熱で焼くと中の蝋が溶けます。ワックスが溶けて出来た空洞に溶かした金属を流しこみます。

高温で溶けていた金属はしばらくすると固まります。

まわりの石膏を取り除き金属を取り出します。
金属の歯を白くする

診療時に撮った歯の画像やDr.の指示を確認します。

金属の表面処理後プラスティックを焼き付けます。

形をつくりながらペーストを盛り上げます。

硬化させます。

形を作り上げます。

磨きあげます。
完成

つるつるピカピカだ! やったね!

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≫プライスリスト
ケースプレゼンテーション






制作 (有)ユニオン歯研
























